
- 縁石の当て逃げがバレるかどうかが分かる。
- 警察への連絡が必要なケースが理解できる。
- 縁石に擦った場合の対処法を把握できる。
- 縁石に乗り上げて通報しなかったらどうなるかが分かる。
- 当て逃げが後からバレるとどうなるのかが分かる。
車を運転していて、うっかり縁石に当たってしまった…
「壊してはいないし、放っておいても大丈夫だよね」と思ったあなた。
ちょっと待ってください!
縁石に当たったのに何もしないでおくと、後から大変な状況になってしまう可能性があります。
縁石の当て逃げはバレるのでしょうか?
この記事では、その答えとどんな対応をすればよいかをお伝えします!
本記事を読めば、万が一のトラブルを未然に防ぎ、冷静に対処することができます。
縁石に擦ったかも?と感じたら、すぐにチェックしましょうね!
それでは、一緒に正しい対応法を学んでいきましょう。
縁石の当て逃げはバレるのか?

車を縁石に擦ったり、乗り上げたりしたとき。
そのまま何もしなければ、当て逃げとしてバレるのかと不安になりませんか?
相手がいない場合、警察に通報するべきかどうか迷う方も多いはずです。
縁石の当て逃げはバレるのでしょうか?
その答えについて、詳しく解説していきますね。
当て逃げがバレるリスクはある
縁石へ擦った程度の場合だと、事故とは感じない方も多いでしょう。
そうした場合、縁石への対応は何もしない方も少なくありません。
ですが、縁石への当て逃げとして、後からバレるリスクがあります。
防犯カメラの存在や周囲の目撃情報などによって、後から発覚する可能性があるのです。
特に街中・駐車場など人通りが多い場所では、目撃者がその場で警察に通報するケースも少なくありません。
また、車体や縁石に残る痕跡が、証拠として特定されることがあります。
例えば、縁石に車体の色が付着していたり、車に縁石の破損の跡が明確に残っているなどの場合です。
以上の理由から、縁石への接触はそのままスルーしてはいけません。
もし接触してしまった場合は、早急に状況を確認し、適切な対応をとることが大切です。
縁石に擦って損傷させたらどうすべき?
縁石に擦ったことで、縁石に傷をつけたなど損傷させた場合は、どうすべきなのでしょうか?
結論から言えば、警察に連絡すること。
道路交通法では、物損事故が発生した際には警察への報告義務があると明記されています。
もし怠ると、違反点数が加算されるだけではありません。
罰金の対象になる可能性もあるのです。
警察への連絡をしないまま放置すると、当て逃げとみなされることも。
そうならないよう、縁石に擦ったなどで損傷させた場合は警察に連絡し、状況を正確に報告することが大切です。
また、縁石を損傷させた場合、市役所や道路管理課への連絡が求められるケースもあります。
縁石の修理を自治体が担当する場合には、警察を通じて正しい手続きを行う必要があります。
これを怠ると、修理費用を全額負担するリスクがあるので注意が必要です。
縁石に擦ったけど警察を呼ばないとどうなる?

縁石に車を擦った程度であれば、「わざわざ警察を呼ぶ必要はないのでは?」と思うかもしれません。
しかし、縁石に傷をつけてしまっていると、道路交通法では物損事故として報告する義務があります。
物損事故とは、人的被害がなく、物的な損害だけが発生した事故を指します。
縁石に損傷を与えた場合も、物損事故に該当します。
そのため、警察に連絡を怠ると「当て逃げ扱い」されてしまうかもしれません。
物損事故での当て逃げは、違反点数が加算されます。
具体的には、危険防止措置義務違反や安全運転義務違反などです。
現場に防犯カメラが設置されている場合や目撃者がいる場合、後日警察から呼び出されるリスクが高まります。
後から「その場で報告していればよかった…」と後悔しても遅いのです。
また、事故証明書がないと、保険を利用することができません。
縁石の修理費用や車両の修理代を保険でカバーしたい場合、交通事故証明書が必要になります。
交通事故証明書を取得するには事故当日に警察に届け出ることが求められるため、スルーすることは大きなリスクとなるのです。
たとえ縁石に擦った程度だと思っても、警察を呼ばないことは避けるようにしましょう。
縁石で乗り上げでも通報しなかったらどうなる?
縁石に乗り上げてしまった場合は、どうなのでしょうか?
「車に問題がなければ、そのままにしてもよいのでは…」と考える方も多いです。
ですが、縁石が破損している場合や損傷が目視で確認できる場合、物損事故に該当します。
そうなれば、警察への通報が必要です。
もし怠ると、後に当て逃げとして、罰則を受ける可能性があります。
また、縁石に乗り上げた際には、車体が損傷している場合があります。
車の底の部分で損傷が見えなくても、走行に影響が出てしまうことも…
だからこそ、目視で異常がなくても、業者に点検してもらうことがオススメです。
縁石での乗り上げの場合でも同様に、正しい手順を踏むことが重要です。
縁石で擦って警察を呼ばなくてよい状況とは?
縁石に車を擦ってしまった場合、警察を呼ばなくても良いケースもあります。
どんな状況でしょうか?
それが、縁石に傷がなく、車体の修理を自己負担で行う場合。
物損事故としての報告義務が法律上発生しないため、警察に通報する必要はありません。
当たってしまった縁石に傷がないかをしっかりと確認しましょう。
縁石の状態をチェックする際は、擦り傷・ひび割れ・欠けなどをチェックしてくださいね。
また、車の状態も確認してくださいね。
縁石を傷つけておらず、車の修理を保険ではなく自己負担で行う場合は、後は自己判断でOKです。
ただし、あくまで軽微な損傷に限られるため、修理費用が高額になりそうな場合は、警察への通報をした方がよいでしょう。
警察を呼ぶかどうか迷った場合は、少しでも疑問があるなら連絡することを基本ルールにしておくと安心です。
縁石の当て逃げがバレるか気になる人の疑問点

先程のセクションでは縁石での当て逃げがバレるかどうかについて、お伝えしてきました。
縁石に当ててしまった場合には、バレるかの他に様々な疑問点も発生します。
例えば、当てた後にどんな流れで対応を進めるべきか、どのタイミングで警察などの連絡をすべきかなどです。
まずは、縁石に擦った場合の対応手順について、見ていきましょう。
縁石に擦った場合の対応手順とは?
縁石に擦った時には、どんな手順で対応すればよいのでしょうか?
対応手順が下記です。
- 車の状態を確認
- 縁石の状態を確認
まずは、それぞれの確認方法を見ていきましょう。
車の状態を確認
最初に確認するべきは車の状態です。
車体に傷がついていないか、タイヤがパンクしていないか、ホイールが歪んでいないかなどを目視で確認してください。
さらに、車の下回りにも注意を払い、へこみやオイル漏れなどがないかも確認をしましょう。
外見上に問題がなくても、異音がする場合やハンドル操作がスムーズにいかない場合もあります。
その場合には、車に内部的な損傷を起こした可能性があるため、早めに点検を依頼しましょう。
縁石の状態を確認
次に確認すべきは縁石の状態です。
縁石に傷やひび割れが見られる場合、物損事故扱いとなります。
そのため、警察に連絡する必要があります。
損傷の程度が軽微であっても、スルーすることは避けましょう。
目撃者がいたり、防犯カメラに記録されている場合、後日問題が発覚することもあるからです。
上記のように適切な対応を取ることで、不要なトラブルや損害を回避することにつながります。
縁石に擦った連絡を警察に後日行うのは極力避けよう
縁石に擦った事故が起きた場合、警察への連絡はその場で行うことを強くオススメします。
後日連絡をしようと考える方もいるかもしれません。
しかし、この判断には大きなリスクが伴います。
まず、道路交通法では、物損事故が発生した場合には速やかに警察に報告することが義務付けられています。
後日の連絡になると、現場の証拠が不十分と判断され、事故証明書が発行されない可能性も。
事故証明書がなければ、保険の利用が制限されるだけでなく、損害賠償の手続きが複雑になってしまいます。
後日連絡を行う場合、事故現場の状況が変化している可能性があります。
例えば、縁石の状態が変わっていれば、どの損傷が自分の事故によるものかを証明するのが困難になるからです。
また、その場で警察に連絡をすることで、事故の詳細を正確に記録してもらい、必要な証明書類を取得することができます。
特に、車両保険を利用する場合は、この事故証明が不可欠です。
時間がないからといって通報を後回しにするのは避け、その場で警察に連絡するようにしましょう。
防犯カメラで当て逃げがバレるリスクもある

現代は防犯カメラが設置されている場所が非常に多くなっています。
コンビニ・スーパーの駐車場・商業施設・住宅街まで、防犯カメラの設置が一般的になっています。
もし縁石に当て逃げをすると、その行為がバレるリスクが高いのです。
最近では、防犯カメラの映像が警察の調査に重要な証拠として活用されることが一般的。
証拠映像は警察が事故の状況や車両を絞り込むために、有用な情報となります。
防犯カメラは24時間稼働しており、映像データは一定期間保存される仕組みになっています。
たとえ夜間であっても、高性能カメラが車両の特徴やナンバープレートを記録されている場合が多いです。
だからこそ、「誰も見ていないだろう」と安易に考えず、当て逃げを行わないようにしましょう。
当て逃げが後からバレるとどうなる?
縁石の当て逃げが後からバレると、どうなるのでしょうか?
その答えが、警察からの呼び出しを受けるリスクがある。
防犯カメラや目撃情報から車両が特定された場合、警察は運転者を特定するために所有者に連絡を取ります。
その際には、事故当時の状況について、詳細な説明を求められることが一般的です。
特に、事故を意図的に報告しなかった場合、処罰が重くなる可能性もあることを頭に入れておきましょう。
人身事故ではなくとも、事故を起こした場合に直ちに警察へ報告する義務が定められています。
もし怠ると、報告義務違反や危険防止措置義務違反として処罰の対象になります。
また、もしスルーしてしまうと、縁石の当て逃げがバレることに対する不安な気持ちを持ち続けなければなりません。
そうならないためにも、縁石に当ててしまった際は、速やかな対応をするようにしましょう。
縁石に擦った場合で気づかないときは?
縁石に擦る場合でも、軽く擦ることもあるでしょう。
たとえ小さな擦りでも、接触した音は結構大きなもの。
そのため、気づかないレベルであれば、基本的に車体に傷は付いていません。
縁石にちょっと擦っただけでも、「ガリッ」というような音が出ます。
なので、縁石に接触しても気づかないというケースは、他の音に意識がいっていない限り、基本的にないでしょう。
もし擦った音がした場合は、車を停車させて車体をチェックしましょう。
繰り返しとなりますが、車体⇒縁石の順番で確認をしてくださいね。
小さな異変も見逃さないよう、周囲の状況をしっかりと把握するようにしましょう。
縁石に当てた場合に車の状態をチェックするポイント

縁石に擦った・当てた場合には、車体に傷やへこみが発生することがよくあります。
車の状態を確認する際には、どんな点をチェックすればよいのでしょうか?
最後に、車体の状況を確認するポイントについて、把握しておきましょう。
縁石に当てたら車をどう確認するべき?
縁石に当たった場合、まず最初にやるべきことは車を安全な場所に移動させること。
事故直後に焦ってその場で確認作業を行うと、周囲の交通を妨げたり、自身の安全を損なう恐れがあります。
路肩や広いスペースに車を移動させましょう。
その後に、当たってしまった車の部分をしっかりと確認しましょう。
車体の傷やへこみなどを十分確認してくださいね。
タイヤ部分の場合には、傷やパンクの兆候がないか、ホイールが歪んでいないかを確認します。
また、車体の縁石に乗り上げた場合もあります。
その場合には、エンジンやブレーキ系統に影響が及ぶことも考えられます。
車を軽く走らせてみて、ハンドル操作に違和感がないかを確認することが大切。
直進しようとしても車が左右に偏る場合だと、安全面に影響が出ていると言えます。
もし、異常を感じた場合は、早めにロードサービスや修理業者などに連絡しましょう。
急ぎでない場合でも、プロの目で車の状態を詳しく診断してもらうと安心。
縁石に当たった際は、放置せずに専門家の意見を聞くことが大切です。
車を当てた時はどんな傷や故障が発生する?
車を縁石に当ててしまった場合、どんな傷や故障が発生するのでしょうか?
代表的な傷や故障をお伝えしていきますね。
最も多いのが擦り傷。
特にバンパーや車体の角にできることが多いです。
擦り傷は見た目が悪くなるだけでなく、塗装が剥がれることで鋼板が露出し、錆が進行するリスクがあります。
錆は放置すると塗装の下で広がり、最終的には修理が困難になる場合もあります。
そのため、軽い擦り傷でも早めに修理をすることが大切。
次に、車の底部への影響も見逃せません。
縁石に乗り上げることによって、車の底部が損傷する可能性があります。
損傷すると、エンジンや排気系統に悪影響を及ぼすことがあります。
さらに、タイヤやホイールも衝撃を受けやすい部位。
タイヤが擦れることでゴム部分が傷つき、最悪の場合パンクにつながることがあります。
また、ホイールが変形すると車全体のバランスが崩れ、ハンドル操作が難しくなることがあります。
上記のリスクを考慮すると、縁石に車を当てた際は外見上の確認だけでなく、見えにくい部分の損傷についても注意が必要です。
車に目立った傷がなくても一度点検してもらおう!
車を縁石に当ててしまった後、目に見える傷や凹みがない場合でも油断は禁物。
表面的には無傷に見えても、ダメージを受けていることも多いからです。
例えば、縁石に当たったことで、車体の塗装に剥がれが生じている場合などです。
塗装の剥がれから水分が入ると、内側で錆が発生し、広い範囲の修理が必要になることも…
特に冬場で雪が降る地域だと、道路に撒かれる塩化カルシウムなどが錆を加速させるため、早期の対応が重要です。
また、車体底部の損傷も見過ごされやすいポイントです。
縁石との接触によって、オイル漏れやブレーキ性能の低下が起こる可能性があります。
底の部分だと目視では確認が困難であるため、専門の整備士などによる点検が必要です。
見た目に問題がないからといってそのままにしてしまうのは、オススメしません。
後々のトラブルや高額な修理代が発生するリスクが高まるからです。
そうならないよう、縁石に車を当てた際は一度専門家の点検を受け、安全性を確認しましょうね!
縁石の当て逃げがバレるかの総まとめ
縁石の当て逃げがバレるかについて、振り返っておきましょう。
- 縁石の当て逃げはバレるリスクがある
- 軽い接触事故でも警察への通報を怠ると道路交通法違反となるリスクがある
- 縁石に車を擦った場合は、車両と縁石の状態を確認すること
- 縁石の当て逃げがバレる可能性は、場所や状況によって異なる
- 防犯カメラや目撃者の証言が、当て逃げの発覚に繋がることも多い
- 当て逃げがバレると、違反点数が加算されるリスクがある
- 車両保険を利用するには、警察の事故証明が必要である
- 後日の連絡だと証拠不足と判断されて、保険の利用が制限される場合がある
- 縁石への乗り上げが原因で、車体底部に損傷が生じるケースがある
- 目立たない擦り傷でも錆が発生するリスクがあるため、早めの修理が必要である
- 縁石への接触時には、周囲の状況を把握し、安全に車を移動させることが重要である
- 縁石に傷がなく、車体の修理を自己負担で行う場合には警察を呼ばなくて良い
- 小さな事故でも誠実に対応することが、トラブルを回避するための鍵である
- 縁石事故を未然に防ぐために、日頃から車両の点検と安全運転を心がけるべきである
- 適切な行動を取ることで、経済的負担や法的リスクを大幅に減らすことができる
縁石の当て逃げがバレるかどうかは、場所や状況によって影響されます。
縁石に擦った程度でも、軽視すると後々大きな問題に発展する可能性も…
縁石を少しでも損傷させたのであれば、警察に連絡し、正しい手続きを踏むことが最善の方法です。
そもそも縁石とはいえ、当て逃げ自体が良くない行為ということは、認識を忘れないようにしてくださいね。
縁石と車体の両方の確認を忘れず、安全運転を心掛けていきましょう!






