- リボ払いを考えたやつに関する情報が分かる。
- リボ払い利用者の心理が分かる。
- リスク管理の重要性が分かる。
- リボ払いの危険性が分かる。
- リボ払いで誰が得をするのかが分かる。
リボルビング払いの略称であるリボ払い。
リボ払いという言葉、結構よく耳にすると思います。
ですが、危険な支払い方法であるとの認知度も高いです。
そんなリボ払いを考えたやつは、いったい誰なのでしょうか?
リボ払いの謎について、見ていきましょう!
記事の目次
リボ払いを考えたやつは?
リボ払いは、クレジットカードの支払い方法の一種。
利便性がありながらも、リスクがセットになった支払い方法です。
リボ払いは誰が考えた仕組みなのでしょうか?
リボ払いを考えたやつは誰?
リボ払いを考えたやつ、それは誰なのでしょうか?
実は、リボ払いを考えたのは、特定の人物ではありません。
歴史を辿ると、バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)という金融機関がその先駆者と言えます。
1958年にバンク・オブ・アメリカがBankAmericardを発行して、金融の世界に革命をもたらしました。
もちろん、現代におけるリボ払いの概念がすでに完成されていたわけではありません。
しかし、BankAmericardがその起源であることは間違いありません。
BankAmericardの登場により、消費者は買い物をした際にその場で全額を支払う必要がなくなりました。
ちなみに、このカードがクレジットカードであるVISAカードの原型です。
月々一定の金額を支払う新しいスタイルは、消費者にとって非常に革命的でした。
このカードがもたらした影響は計り知れません。
より高価な商品を購入することが可能とったことで、消費が刺激されて経済は活発化したわけですから。
リボ払いを「考えたやつ」は、便利さを提供してくれました。
ですが、リボ払いには大きなリスクがあります。
そこで、リボ払いの概要について、見ていきましょう。
リボ払いなんのためにある?
リボ払いが存在する目的は、消費者の利便性を高めるためですが、それ以上にクレジットカード会社の利益増大のためとも言えます。
消費者は、リボ払いによって手軽に商品やサービスを購入できます。
月々の支払いが小額であれば、負担を感じにくく、消費が促進される傾向にあります。
一方、クレジットカード会社は、リボ払いから得られる利息や手数料で利益を上げます。
例えば、年利15%であれば、10万円の購入で年間1万5000円の利益が会社にもたらされる計算になります。
この利益は、クレジットカード会社の収益の一部を形成しています。
だからこそ、リボ払いのオプションが多くのクレジットカードに組み込まれているのです。
リボ払いはどんな仕組み?
リボ払いの仕組みは、どういった仕組みなのでしょうか?
その仕組みは、消費者がクレジットカードで購入した商品やサービスの代金を、一定期間にわたって分割して支払うというものです。
消費者にとっては高額な商品やサービスを購入できる利便性があります。
クレジットカード会社にとっては、継続的な利益を生む仕組みとなっています。
月々の支払い額は固定され、消費者はその額を支払うことで商品やサービスを利用することができます。
しかし、この支払い方法には利息が発生します。
そのため、商品やサービスの価格+利息を支払うことになるのです。
リボ払いが悪魔の契約とも言われる背景
リボ払いが悪魔の契約とも評される背景には、その利便性の裏に潜むリスクがあります。
消費者は、リボ払いによって気軽に高価な商品を手に入れることができますが、その代わりに高い利息を支払う必要があります。
例えば、100万円の商品をリボ払いで購入した場合、年利15%だと1年間で15万円の利息が発生します。
これが2年、3年と長期にわたると、利息だけでなく元金の返済も含めて、消費者の負担は増大していきます。
さらに、リボ払いは未来の収入を前借りする形になります。
そのため、収入が減った場合などでも支払いは継続するため、返済が困難になります。
上記のようなリスクが、リボ払いが悪魔の契約と言われる背景です。
なぜ規制されないの?
リボ払いには、明らかなリスクが存在するにもかかわらず、なぜ厳しい規制がなされないのでしょうか?
その理由には、消費者の選択の自由とリボ払いによる経済効果が大きく影響しています。
リボ払いを利用するかどうかは、消費者自身の判断に委ねられています。
政府や関連機関は、リボ払いのリスクを十分に理解した上で、自己責任で利用することを前提としています。
また、リボ払いは消費を刺激し、経済を活性化させる要因ともなっています。
多くの消費者がリボ払いを利用することで、購買が増えて経済の成長を支えています。
以上の理由から、リボ払いに対する規制ができない現状となっているのです。
リボ払いはデメリットしかない?
リボ払いは確かにデメリットが目立ちますが、メリットもあります。
リボ払いのメリットとしては、大きな出費を分散して負担を軽減できる点が挙げられます。
例えば、家電製品や車など高額な商品を購入する際、一度に全額を支払うのは負担が大きいです。
しかし、リボ払いを利用すれば、月々の支払いを小額に抑え、負担を分散することができます。
また、急な出費が発生した際にも、リボ払いを利用することで、一時的な負担を軽減することが可能です。
もちろん、利息が発生するため、長期的なコストが増えるリスクも考慮する必要があります。
ですが、計画的に利用して返済計画をしっかりと立てれば、リボ払いにも一定のメリットがあると言えるでしょう。
リボ払いを考えたやつという声が存在する背景とは?
先程のセクションでは、リボ払いの利点とリスクをお伝えしてきました。
ですが、「リボ払いを考えたやつ」という声がある以上、良くない印象の方が強いのは確かです。
そこで、このような声がある背景について、探っていきます。
リボ払いは誰が使う?
リボ払いはその便利さから利用者が多いことも事実です。
それでは、具体的にどのような人がリボ払いを利用するのでしょうか?
一般的にリボ払いを利用するのは、家計の管理をスムーズにしたい人々が多いです。
例えば、会社員や自営業者など、定期的に収入があるものの、一時的な大きな出費に対応するためにリボ払いを利用するケースが多いです。
リボ払いは、月々の支払いを一定に保つことができるので、予算管理がしやすくなります。
それは、生活費や他の支出と合わせて、毎月の支出を一目で把握することができるからです。
しかし、ここで忘れてはならないのが、リボ払いのリスク。
利息が発生するため、トータルで見れば一括払いよりも支払い額が増えてしまいます。
利用計画をしっかりと立てないと、後で後悔することになるでしょう。
リボ払いは、計画的に利用すれば非常に便利な支払い方法です。
しかし、その便利さに甘えてしまうと、後で大きなリスクを背負うことになります。
リボ払いを利用する際には、その利便性とリスクをしっかりと理解した上で、賢く利用することが大切です。
リボ払いをする人の心理・特徴とは?
リボ払いの利用者は、どんな心理が特徴的でしょうか?
リボ払い利用者に多く見られる特徴が、欲しい商品を今手に入れたいという欲求が強いこと。
すぐに満足を得られることを求める傾向があります。
しかし、その裏には、将来の負担を顧みない消費パターンが潜んでいます。
リボ払いは利便性が高い反面、未来の自分に借金を押し付ける形になります。
そのため、リボ払い利用者は、将来の負担よりも現在の満足を優先する傾向があると言えます。
また、リボ払い利用者は、自己管理能力に課題を持っている可能性も考えられます。
月々の支払いが小額であればあるほど、利用額が増えてしまうリスクが高まります。
小額の支払いなら大丈夫だという安易な考えが、無計画な支出を引き起こすからです。
リボ払いを利用すること自体は悪くありません。
しかし、利用方法と自己管理が問われます。
リボ払いを賢く利用するためには、自分自身の購買行動と心理をよく理解しましょう。
リボ払いで人生終了?
リボ払いの過剰な利用は借金を生み、最悪の場合には個人の信用や生活に深刻な影響を与えます。
計画的な利用とリスク管理が必要です。
リボ払いの無計画な利用は恐ろしい結果をもたらすことがあります。
月々の小額の支払いが積み重なり、気がつけば手の届かない借金が生まれてしまうことも…
これがリボ払いで人生が終わると言われる背景です。
しかし、リボ払い自体が悪いわけではありません。
問題なのは、リボ払いをどのように利用するかということです。
計画的に利用すること・自己管理を徹底することがリボ払いを安全に利用する鍵です。
禁止しろとの声も多い
リボ払いのリスクから、「禁止しろ」いう意見も少なくありません。
リボ払いに対する禁止の声の背景には、
- 無計画な利用による借金
- 支払いが困難になる
といった問題があります。
リボ払いは計画的に利用すれば、便利な支払い方法です。
問題はリボ払いのリスクをどれだけ正確に理解し、自己管理できるかです。
リボ払いの禁止を求める声に耳を傾けつつも、個々の利用者がリボ払いのメリットとデメリットを正しく理解し、賢く利用することが求められます。
リボ払いをしている人とは結婚してはいけない?
リボ払いを無計画に利用する人との結婚は、将来的なお金の管理で問題が起こりやすいでしょう。
パートナーとしての信頼と安定を求めるなら、リボ払いの利用有無にも目を向ける必要があります。
結婚とは、二人で一つの生活を築いていくものです。
その基盤となるのが、しっかりとした金銭管理です。
リボ払いを無計画に利用すると、月々の支払いが膨らみ、家計を圧迫するリスクが高くなります。
もちろん、リボ払い自体が悪いわけではありません。
しかし、それをどのように利用するか、どれだけ自己管理ができるかが重要なポイントとなります。
リボ払いの利用有無をチェックすることで、その人の消費傾向や自己管理能力、将来に対するビジョンなどが見えてきます。
パートナーとしての適性を判断する一つの指標として、リボ払いの利用を考慮することは有効です。
リボ払い考えたやつに関する総まとめ
- リボ払いの創始者はBank of Americaで1958年にBankAmericardを発行
- リボ払いはキャッシュフロー管理を助けるが、利息が発生するリスクもある
- リボ払いはクレジットカード会社が儲かる仕組み
- 利用者は将来の金銭管理を顧みず、瞬時に欲しい商品を手に入れたい心理
- リボ払いの過剰な利用は、借金・信用の損失・生活への深刻な影響のリスク
- リボ払いを無計画に利用する人と結婚するリスクを検討する声も
- リボ払いは未来の自分への借金ともいえる
- リボ払いの利用を禁止すべきという意見も一定数ある
- リボ払いをするならば、計画的に利用してリスクを最小限に抑えること
リボ払いは一見便利でお得なように演出されています。
ですが、これはクレジットカード会社が儲かる仕組みであることを理解しておきましょう。
もしリボ払いを利用するのであれば、返済できる程度の支払いで計画的に利用するようにしてくださいね!