
- 保育園にパートで預けるのはずるいのかが分かる
- パートで保育園を利用するのはルール的にどうなのかが分かる
- なぜずるいと言われるのかが分かる
- パートで保育園を利用するメリット・デメリットが分かる
- パートだと保育園に入りにくい理由が分かる
パートなのに保育園に預けるのは、ずるいって思われるのかな…
そんな考えを持ってはいませんか?
保育園を利用するのは、フルタイムで働く母親たちの印象があるのかもしれません。
実際、保育園にパートで預けるのはずるいのでしょうか?
その答えと背景について、お伝えしていきますね。
それでは、早速見ていきましょう。
記事の目次
保育園へパートで預けるのはずるい?

働き方が多様になった今、フルタイムだけでなくパートタイムで働く親もたくさんいます。
保育園に子どもを預けるとき、「パートなのにずるい…」といった声が聞こえてくることがあります。
保育園にパートで預けるのは、ずるいのでしょうか?
結論から言うと、ずるくない。
保育園は誰のための場所なのか・何を基準に選ばれているのか。
このことを知れば、ずるいのかという疑問に対する答えは自然と出てきます。
それでは早速、パートで働いている親が保育園に子どもを預けるのは、ずるくない理由を見ていきましょう。
パートの親が保育園を利用してもずるくない理由とは?
「パート勤務の人が保育園に入れるのはずるい」と思われる背景には、保育園の選考基準がよく知られていないことが大きな要因です。
多くの人が希望する認可保育園の入園希望者は、自治体ごとで設けられた選考基準に従って審査をパスする必要があります。
この審査は、「保育の必要性」を点数化する指数制度に基づいています。
親の就労状況はもちろん、通勤時間、家庭の支援状況、兄弟の有無など、多くの要素を総合的に評価した結果として、入園の可否が決まります。
つまり、フルタイムかパートかというだけで判断されているわけではありません。
パート勤務でも、他の条件が揃えば指数が高くなることもあります。
逆に、フルタイム勤務でも祖父母の支援が手厚い場合などは、指数が低くなるケースもあります。
保育園の入園が許可されたということは、その家庭に必要性が認められたという証。
なので、「ずるい」ということは全くありません。
必要なのは、感情で判断するのではなく、制度の中身を知ること。
正しい情報をもとに理解を深めることを意識しましょう。
保育園は誰のため・何のためにあるのか?
保育園とは、働く父母の育児と仕事の両立を支えるための施設です。
この基本的な役割を忘れてしまうと、「パートだから使う資格がないのでは…」と誤った認識に繋がってしまいます。
しかし、国が定める保育の必要性の基準を見れば、パート勤務であっても問題なく保育園を利用できることが明らかです。
例えば、週3日以上、1日4時間程度の就労があれば、「保育に欠ける」状態と判断されます。
つまり、パート勤務でも基準を満たしていれば、保育園を利用する正当な理由となるのです。
働く時間の長さではなく、「就労している事実」こそがポイントなのです。
また、パートタイム勤務を選ぶ理由は人それぞれです。
体調面の都合、家庭内のサポート状況、子どもとの時間を優先した働き方など、様々な背景があります。
これらを認識せずに「パートなのに預けてずるい」と決めつけるのは、やめましょう。
保育園の制度は、全ての働く親に利用のチャンスを与えています。
保育園は育児と仕事の両立を支援する場であるということを、しっかり理解しておきたいところです。
短時間のパートで保育園を利用するのはいいの?
「短時間しか働いていないけど、保育園を使っていいのかな?」という意見もあります。
例えば、パートで1日3時間程度しか働いていないという場合などです。
短時間のパートで保育園を利用するのは、問題ないのでしょうか?
結論から言えば、問題ありません。
短時間勤務であっても、一定の条件を満たしていれば保育園の利用資格はあります。
利用時間の長さで「良い」「悪い」を判断するものではなく、就労しているという事実があれば、十分に保育の必要性が認められるからです。
また、短時間勤務を選んでいる理由は人によって様々です。
体力的な限界がある人、精神的な回復の途中にある人、子どもとの時間を最優先にしている人。
経済的な理由や社会との繋がりを保つなど、立場や状況によって異なる背景があります。
短時間パートで保育園を利用していることに対しても、「ずるいのかな…」といった思いを抱く必要は全くありません。
家庭に合った働き方と保育の形を選ぶことが、子どもにも自分にも良い選択となるでしょう。
保育園にパートで預けるのがずるいと言われる3つの理由とは?

先程は保育園にパートで子どもを預けてもずるくない旨をお伝えしてきました。
では、なぜずるいと受け取られてしまうのでしょうか?
主な理由が次の3つ。
- 時間に余裕があると思われるから
- パートが休みの日でも子どもを預けることへの不満を持たれるから
- フルタイムの人を優先すべきだと思われるから
それぞれの理由について、見ていきましょう。
① 時間に余裕があると思われるから
まず最初の理由は、「パート=時間に余裕がある」と見られやすいことです。
フルタイム勤務の人から見ると、パートの人は「勤務時間が短い」「時間に余裕がある」と思われがち。
そうなると、「時間があるんだから自分で子どもを見れるのでは?」という考えが出てきます。
しかし、実際のところ、パートだからといって、自由な時間が多いとは限りません。
家事の負担が大きい、親の介護や通院がある、自分自身の体調の問題など様々な理由があるでしょう。
外から見ると「楽そう」と思っても、実際にはそうではない人も多いのです。
時間の余裕があるかどうかは勤務形態ではなく、家庭の状況や本人のライフスタイルによって大きく異なります。
各々にしか分からない事情・背景があるという視点を持つことが大切です。
② パートが休みの日でも子どもを預けることへの不満を持たれるから
「パートが休みの日でも保育園に預けるのはずるいのでは…」という声もあります。
特にフルタイムで働く人から見ると、「休みの日でも預けるなんて」と思われることも。
とはいえ、この点もずるいという理由には、全く当てはまりません。
自治体の保育制度では、「月に〇時間以上就労していること」が条件であり、「毎日働いていなければならない」というルールではありません。
そのため、パートであっても、保育園の利用が許可されていれば、休みの日に預けることに何ら問題がないのです。
また、親にとっての休みの日が、心と体を整えるための大切な時間でもあります。
こうした時間があるからこそ、日々を過ごすことができるのです。
つまり、休みの日に子どもを預けることは“楽をする”ためではなく、家庭全体を回していくための必要な行動だということも言えます。
「その人にしかわからない事情がある」という前提を持つことが大切です。
③ フルタイムの人を優先すべきだと思われるから
「保育園はフルタイムで働いている人のための場所じゃないの?」という認識を持っている人もいます。
パートで保育園を利用している人がいれば、「パートで通ってる人もいるのに…」という声も出てきがちです。
指数制度ではフルタイム勤務の方が点数が高くなりやすく、基本的には優先される仕組みになっています。
しかし、保育園の選考は点数だけで決まるものではありません。
家庭の状況、兄弟の有無、通勤距離や支援の有無、一人親かどうかなど、あらゆる要素によって総合的に評価されます。
結果として、フルタイムでも落ちる人がいれば、パートでも入れる人がいるというのが現実なのです。
制度を理解していれば、少なくとも「ずるい」と感じるのではなく、「色々なケースがある」と思えるようになります。
保育園の定員には限りがあるため、全員が入園できるわけではないという現実的な側面もあります。
だからこそ、「優先すべきはフルタイム」といった思いも、ある意味では自然な反応かもしれません。
ですが、働き方だけで保育園の入園に対して、優劣をつけるのは視点がずれていると言えます。
各々によって様々な事情や背景があることを頭に入れましょう。
パートで保育園を利用するメリット・デメリットとは?

パート勤務で保育園を利用することには、メリットとデメリットの両側面があります。
どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
それぞれの事情に合わせて、保育園の利用方法を見つけるためのヒントになればと思います。
メリット①:時間の融通がききやすい
パート勤務の一番の魅力は、やはり時間の融通がききやすいという点です。
勤務体系にもよりますが、パートだと朝から夕方まで拘束されることが少ないです。
そのため、あなた自身や家族の生活スタイルに合わせて、無理のない働き方ができるのが特徴。
例えば、子どもの体調不良や学校行事など、急な予定変更が発生しても比較的柔軟に対応しやすくなります。
特に、子どもがまだ小さく、手がかかる時期には、仕事と家庭の両立がかなり大変になるものです。
子育てと仕事のバランスを重視したい人にとっては、魅力的な働き方と言えるでしょう。
精神的なゆとりが生まれるという声も多くあります。
時間的な柔軟さを活かすことで、心の余裕を持ちながら子育てと仕事を両立することができます。
メリット②:週3・週4といった働き方で保育園を利用できる
週3日や週4日といった柔軟な働き方で保育園を利用できるのも、魅力の一つです。
自治体の条件を満たしていれば、週3〜4日の勤務でも認可保育園に入れるケースは多くあります。
多くの自治体では、週3日以上かつ1日4時間以上働いていれば、一定の基準をクリアできます。
週3〜4日勤務であれば、子どもと過ごす時間も十分に確保しながら、社会とのつながりや収入面も維持できます。
家庭と仕事のバランスを大事にしたい方にとっては、理想的な選択肢だと言えるでしょう。
また、保育園生活は子どもにとっても、社会性や生活リズムを学ぶ機会になります。
保育園での集団生活を通して、家では経験できない刺激や関わりを得られるのも、保育園利用のメリットだと言えるでしょう。
デメリット①:金銭的に厳しくなりやすい
パート勤務だと時間的な融通はありますが、大きな課題となるのが収入の低さです。
時給制で働くことが多く、勤務日数も限られているため、フルタイムと比べると金銭的に厳しくなりやすいです。
そうなると、保育園の利用料が負担に感じることも多くなります。
例えば、月収が5〜6万円なのに保育料が2〜3万円かかるとなると、金銭的に負担を感じてしまうこともあるでしょう。
また、パート勤務では社会保険に加入できないケースもあり、将来的な年金や医療保障などの面でも不安が残る場合があります。
金銭面での不安が、保育園を利用する決断に影響することも少なくありません。
ただし、自治体によっては保育料の軽減措置や補助制度が設けられている場合もあります。
なので、事前に調べておくことで負担を減らすことも可能です。
金銭的な面での負担を少なくするためにも、制度をよく理解しておきましょう。
デメリット②:フルタイムの人と比べて保育園に入りにくい
パート勤務だと、フルタイムの人に比べて保育園の入園審査で不利になりやすい点もデメリットです。
認可保育園への入園を希望する場合、自治体が定めた「保育の必要度」に応じて優先順位が決まる仕組みになっており、勤務時間が長いほど指数が高くなります。
そのため、フルタイム勤務だと、パート勤務の家庭よりも入園の優先度が高くなる傾向があります。
特に都市部や待機児童が多い地域では、この差が大きく影響することがあります。
「働いてるのに入れなかった」「フルタイムじゃないから落ちた」という声も実際によく耳にします。
自治体によっては指数制度の基準が異なるため、あなたが住んでいる地域のルールを理解しておきましょう。
そのため、認可保育園だけにこだわらず、認可外保育園など複数の選択肢も検討することが大切。
認可外保育園については、次のセクションで詳しくお伝えしますね。
パートで保育園に預ける上で把握すべきポイントとは?

パート勤務で保育園に子どもを預ける際には、色々な疑問や不安を感じてしまうでしょう。
では、どんなことを把握しておけばよいのでしょうか?
最後に、パートで保育園を利用する際に知っておくべきポイントを解説していきます。
安心して保育園選びと就労の両立ができるように、事前の知識をしっかり持っておきましょう。
パートだと認可保育園に入るハードルが上がることを理解しておこう
まず最初に知っておいてほしいのは、フルタイムの家庭と比較してパート勤務だと入園のハードルが高くなるという事実です。
その理由は、保育園への入園が「保育の必要度」という観点で審査されるからです。
父母ともにフルタイムで働いている家庭と比べると、パート勤務の家庭は「保育の必要度」が低いと見なされやすい傾向があります。
自治体ごとに「指数」と呼ばれる基準が設けられており、就労時間や日数によってポイントが加算される仕組みです。
当然、勤務時間が長いほど指数は高くなり、保育園への入園の優先順位も高くなります。
そうなると、フルタイム勤務の家庭が優先され、パート勤務の家庭が落選してしまうことも少なくありません。
特に待機児童が多い都市部では、その傾向がより顕著になります。
ただし、「パートだと絶対的に不利」と思うのは早計です。
地域によっては、家庭の事情や兄弟の在園状況なども多く加味されることがありますし、年度途中の空き枠を活用して入園できる場合もあります。
また、働き方を工夫して就労時間を増やすことで、指数を引き上げることも可能です。
確かにパートだと不利になりやすい側面はありますが、条件・タイミング・工夫次第で認可保育園の利用を実現する道は十分にあります。
認可保育園以外の選択肢も持とう
パート勤務で認可保育園の入園が難しいときは、視野を広げてみましょう。
「保育園=認可保育園」というイメージを持っている人が多いですが、実はそれ以外にも選択肢があります。
例えば、認可外保育園・小規模保育園・認定こども園・家庭的保育(保育ママ)などがあります。
上記は認可保育園よりも柔軟に受け入れてくれることが多く、パート勤務の家庭でも利用しやすいケースが増えています。
認可外保育園では施設独自の基準で子どもを受け入れているため、自治体の指数に関係なく入園できる可能性もあります。
自治体によっては、認可外施設でも一定の補助金が支給される制度があります。
経済的な負担が思ったよりも少なくて済むケースもあるので、調べてみましょう。
ただし、施設ごとの保育内容や安全基準、費用などはしっかり確認する必要があります。
見学をしたり、評判を調べたり、できるだけ多くの情報を集めることが大切。
認可保育園にこだわらず、柔軟に選択肢を広げることで、パート勤務でも自分に合った保育環境を見つけやすくなります。
パートでも保育園を利用している人は多い
パート勤務でも保育園を利用している人は、たくさんいます。
もしかすると、「保育園=フルタイムの人」というイメージがあるかもしれません。
ですが、それはもう一昔前の話です。
現在は共働きが当たり前の時代になってきており、家庭の事情に合わせた多様な働き方が求められています。
その中で、パートという働き方は、子育てと仕事の両立を無理なく続ける手段として重宝されています。
例えば、「午前中だけ働いて、午後は子どもと過ごす」「週3日のパートで家庭を優先にする」といった生活スタイルは、今や特別なものではありません。
厚生労働省の調査でも、保育園を利用している家庭の中で、母親がパート勤務という割合は年々増加傾向にあります。
つまり、パートでも保育園を活用するのは、決して珍しいことではありません。
一方で、「ずるいと思われているんじゃないか」「周りの目が気になる」と感じる方も多いです。
ですが、実際には同じ立場のママたちがたくさんいます。
この事実を知るだけで、気持ちが楽になりませんか?
パート勤務でも安心して保育園を利用してOK。
仕事と子育てのバランスを取るための選択肢として、上手に保育園を活用していきましょう!
保育園へパートで預けるのはずるいのかに関する総まとめ
保育園にパートで預けるのはずるいのかについて、振り返っておきましょう。
- 保育園にパートで預けるのはずるいという声は、制度への理解不足から生まれている
- パートで保育園を利用するのは、ルール的に全く問題ない
- パートだと保育園に入りにくいのは「勤務時間の短さ」が指数に影響するため
- フルタイムの人からは、パートで保育園に預けるのがずるいと思われやすい
- フルタイムの人を優先すべきだという誤解も「ずるい」と思われる原因の一つ
- パートが休みの日でも保育園に預ける行為に対して、罪悪感を抱く必要はない
- パート勤務でも家事・育児・介護などの負担が大きい家庭もある
- 短時間のパートであっても、保育の必要性が認められれば利用に問題はない
- パート勤務でも週3〜4日の働き方で保育園を活用できる柔軟性がある
- 金銭的にはフルタイムに比べて厳しくなりやすいことは事実
- それぞれの家庭の事情や背景を受け入れる理解が必要
- パートでも保育園を利用している人は多い
- 認可外保育園・小規模保育園・認定こども園などの選択肢もある
- 保育園は「働いている親を支える場所」という原点を忘れないことが大切
パートで保育園を利用するのがずるいということは、全くありません。
むしろ誤った認識であることを、本記事を読んでご理解いただけたかと思います。
あなたらしい働き方と子育てのために、上手に保育園を利用していきましょう!






